日本パルクール協会の一般社団法人化および事務所移転のお知らせ

2018年3月16日

一般社団法人日本パルクール協会

日本パルクール協会は、2018年3月1日付で法人格を取得し、一般社団法人日本パルクール協会となりましたことをご報告いたします。また、当協会の一般社団法人化に伴い、事務所を下記住所に移転いたしました。

 

■新住所

一般社団法人日本パルクール協会 本社
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID

 

■一般社団法人化の背景

日本パルクール協会は、2014年4月の設立以来、「気軽に誰もがパルクールを楽しめる日本をつくる」「日本のパルクールという文化を確立する」をミッションに掲げ、任意団体として日本におけるパルクールの普及・啓蒙活動を行なってまいりました。約4年間の活動では、パルクールの認知度向上を第一目標とし、テレビ番組、ニュース、新聞、ラジオ、書籍、雑誌などのメディアを通じたパルクールの紹介、パルクールを活用したコラボレーション企画へのご協力、日本国内におけるパルクールコミュニティの立ち上げ支援、パルクールに関する統計の作成、パルクールに関する国際協力活動などをしてまいりました。大変ありがたいことに、世界各国におけるパルクールの注目度の上昇に伴い、日本国内でもパルクールがメディアに取り上げられる機会が増え、現在では、パルクールはインターネットや映画、ドラマなどを通じ多くの方が目にしたことのある存在となりました。

 

しかしながら、パルクールの認知度が向上し人口が増加した結果、現在ではパルクールの安全な練習環境の整備や体験機会の不足が大きな課題となっております。また、欧米諸国ではパルクールから派生した競技が複数考案され、新しいスポーツ種目として人気を博すようになり、国内でも日本パルクール協会宛に大会の実施を希望する声が寄せられるようになりました。一方で、このようなパルクール関連競技の人気度上昇に伴い、残念ながら現在では、パルクールの安全な実践方法、歴史的背景および精神的側面を理解しないままパルクールに関する活動を始めている競技団体が増えているのが実態です。

 

日本パルクール協会は、このようなパルクールの現状を鑑みて、国内における地方公共団体との連携を視野に入れたパルクール練習場の整備、パルクール関連競技の大会および全日本選手権の実施と選手育成、実践者の交流機会の提供の3つを重要な活動方針として定め、このたび、パルクールの実践者によるパルクールの実践者のための組織として、強固な活動基盤を持つべく、一般社団法人として法人格を取得するにいたりました。

 

今後も、パルクールの普及・啓蒙活動に尽力いたしますので、変わらぬご支援とご指導を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2018年3月16日

一般社団法人日本パルクール協会

会長 松田光希

 


■一般社団法人日本パルクール協会 概要

名称:一般社団法人日本パルクール協会

本社:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID

会長・代表理事:松田光希(日本パルクール協会 創設者)

副会長・理事:石沢憲哉(東北パルクール協会 会長)

加盟団体:北海道パルクール協会東北パルクール協会東京都パルクール協会長野県パルクール協会金沢市パルクール協会

事業内容:パルクールの気軽な実践および精神の理解を促進するとともに、関連する競技とコミュニティの発展、普及につとめることを目的とし、その目的に資するために、次の事業を行う。
1.パルクールの普及及び啓発に関する業務
2.パルクールの普及促進のための広報活動
3.パルクールの安全な練習環境の整備及び保全に関する業務
4.パルクールを行う個人、団体等との協力・支援に関する業務
5.パルクールに関する情報の収集・発信活動
6.パルクールに関する調査・研究活動
7.パルクールに関する社会への提言及び公表等、情報提供活動
8.パルクールに関するコンサルティング業務
9.パルクールに関する各種興行、大会及び選手権、講演会、講習会等の企画、立案、運営、管理及び実施並びに講師の紹介及び派遣
10.パルクールに関する書籍・資料などの出版・販売に関する業務
11.パルクール関連団体との提携促進及び国際協力活動
12.前各号に附帯する一切の業務

 

■本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本パルクール協会 広報
担当:釡谷(かまたに)
メール:press@parkour.jp